.net 2010 がリリースされましたね（遅）。新しい Thinkpad W510 も
買ったことだし、Windows 7 x64 と Visual Studio 2010 Ultimate で環境を構築することにしました。
まさか WTL で検索してトップに出るとは思わなかったので、罪滅ぼしに Wizard 作ってみました。
WTL の最新版 8.1.9127（2010/07/22 現在）をダウンロードして、Visual Studio 2010 に導入しようとしましたが、AppWizard 用の script がありません。
ということで、前回のように WTL > AppWiz のフォルダに移動して、2010 は Ver 10.0 なので setup90.js を setup100.js としてコピーします。
いつものように 9.0 を 10.0 で置換します。ついでに前回のように日本語化しておきましょう。
WTL > AppWiz > Files の中には、実際にスクリプトでコピーされる Wizard 用のファイルがあるのですが、HTML、Scripts、Templates の各フォルダの
中には英語リソース(1033）しかないので、日本語リソース用のフォルダ(1041)を作ります。
また、WTLAppWiz.vsz ではリソースIDを指定しているので、ここを 1041 に書き換えておきます。
その後、
（インストールしたフォルダ）\AppWiz\Files\Templates\1041\root.rc
これを修正しましょう。念のため以前のファイルは root.rc.old
とでもして残しておいてください。リソースファイルを眺めると英語の設定になっていることがわかるので、前回同様
root.rc
20行目
旧）LANGUAGE LANG_ENGLISH, SUBLANG_ENGLISH_US
新）LANGUAGE LANG_JAPANESE, SUBLANG_DEFAULT
21行目
旧）#pragma code_page(1252)
新）#pragma code_page(932)
に直してください。
うわー、適用するのが面倒くさそうだなぁ、なんて思ってしまったあなたに適用後のファイルを用意しました。ファイルの中身をフォルダ構成と同じようにしておいたので、同じ場所にコピーして使ってください。ただし、リソースファイル
（root.rc）は同じ名前になっているので、元のファイルを変えてからコピーしてください。
